ハーレーを運転するために必要な免許は何か

ハーレーダビッドソンに憧れていて、いつか手にして運転したいと考えている人は、まずはそのときに備えてハーレーで公道上を走るために必要な運転免許を取得しておくと良いでしょう。

ハーレーは、最も小型なモデルでも排気量が883ccとなっており、バイクの中でも特に大型です。そのため、日本国内でハーレーを運転するためには大型自動二輪車免許が必要となります。もし、取得すれば排気量が400cc超の車両を含むすべての二輪車を運転できるようになります。

大型自動二輪車は、1996(平成8)年からは他の区分と同様に、指定自動車教習所で所定の教習を受け、卒業後の本免試験に合格すれば運転可能になっています。教習所での時限数は、学科教習が26時限、技能教習が36時限となっていますが、実際には教習所内のコースを使用する第1段階と、場外を走行しながら技術を学ぶ第2段階に分かれており、第1段階の全教習が終わった後に実施される修了検定と仮免学科試験に合格すれば第2段階へとすすむことができ、全教習の最後に待っている卒業検定に合格すれば、卒業証明書が交付され、本免試験を受けられるようになります。本免試験では本来であれば学科も実技も両方受けなければなりませんが、指定教習所の卒業者は実技試験が免除されるため、学科試験に合格するだけで本免試験は合格となり、適性検査や講習など、試験後の日程をひと通り終えれば、運転ができるようになります。